大人気コミック「中国嫁日記」
漫画家でありフィギュアメーカー銀十字社の社長でもある井上さん(ジンサン)と若い中国人のお嫁さんである月(ユエ)さんの日常を描いた同作品は日本人と中国人の文化の違いが面白いと大ヒット。
数々のメディアに取り上げられたベストセラーです。
ですが同時にこんな噂話を聞いたことはないでしょうか?
中国嫁日記の月(ユエ)さんは実在しない。

冴えない40代オタクが超美人な20代中国嫁を理由もなくゲット、そんな漫画みたいな話が現実にあるとでも?
ネットを中心に活動する中国嫁否定派は盗撮や郵便物を抜くなど過激な情報集めで、漫画に描いてあることは虚偽であると証明したいようす。それらの犯罪行為に昨日ジンサンもついにtwitterで苦言し議論はエスカレートするばかり。
そんな否定派と肯定派の熱い戦いが連日twitterで今日も明日も繰り広げられています。
その焦点は月さんは実在するのか?しないのか?でも管理人はこう思うのです。
そんなの中国に行って会ってくればわかるだろう。

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そんなわけで、ちょっと中国行ってくる。
文章にするとえらく簡単ですが、これ準備だけで10ヶ月ぐらいかかってます。
と言うのもジンサンは住所とメアドを変更されており、中国在住なため直接コンタクトが取れず、今回はヘスティアと那珂ちゃんの取材として別ルートから紹介して頂いたのです。
こうやって中国行きの飛行機に乗り込んでいる時点でもジンサンの住所不明、「4月25日、中国・深セン郊外にあるマクドナルドで10時に待ち合わせ」メールで交わした約束はこれだけ。
色々なトラブルに巻き込まれているご様子なので流石にガード堅いですね。
土地勘など全くない自分ですが、何とかして待ち合わせ場所までたどり着きたいと思います。

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深夜1:00、香港空港到着、さすが世界のハブ空港だけあってめちゃくちゃ広い!
一泊分のホテル代をケチって深夜便で香港に来ました。
計画では空港で朝まで待機、地下鉄で国境に移動し中国入国、全力で目的地を目指し10時着。
ダイキ工業の社長さんから「そんなの絶対無理」と言われましたがやるしかない。
とりあえずその辺で寝ます。子供と工事の音が半端なくうるさいですが・・・

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結局一睡もできず現在5:00、入国手続きを完了しました、しましたが、、、
早速予期せぬ重大なトラブルが3つも発生しました。
まず早朝すぎて空港内の両替所が全て閉まっています。
中国っぽいお金は100台湾ドル(もちろん使用できない)しか持ってなく、身動き取れません。
日本で両替すべきだったと後悔しても後の祭り。
空港の敷地内に鉄道の駅がありません、一度市内まで移動しなければならないもよう。
これ地味に致命的です。それでなくても時間ギリギリだったのに、、、
パソコンの充電器と予備のカメラバッテリー忘れました。
こんな異国のど真ん中でネット遮断されたら待ち合わせどうこうの前に死んでしまいます。
しかもこれ上海でもやった・・・っ!

まさか空港から一歩も出ないうちに旅行計画に支障が出るなんてタワーオブグレーも思わずびっくり、てかそのトラブルちょっと事前に注意しとけば回避できるやん。なにしてんの俺ェ!

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とりあえず市内に出るにはバスしかないもよう、香港空港のバスターミナルにきました。
チケット売り場は閉まっており直接運転手さんに現金を渡す感じみたい。
地下鉄・紅磡(ホンハム)駅行きバスの始発は6時のようです。

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香港のバスってどれも2階建てでカラフルでイギリスみたいですね(のん気)。
5:50ぐらいに紅磡駅行きのバス到着、そして運転手さんと交渉開始。
「この100台湾ドルで紅磡駅までお願いします」
「えーっなにそれ無理無理、香港ドルに両替してきてよ」
「朝すぎて両替所が閉まってるんですよ、あとは日本円しかないんです」
「しょうがないな、じゃあそれいらないから、もう乗っちゃいなよ」

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ウオアーッ香港の人優しいっ!!早速2階に上る、わーい管理人普通の2階建てバス初めてー!
スペインで屋根なしなら2階建て観光バスに乗りましたが、屋根つきは快適度が違います。



定刻通り発車、朝もやの高速道路を市内に向かってグングン進む。



高速を抜け市内突入、高層ビルの間を縫うように進みます。



終点の紅磡駅バスターミナル到着、結構時間かかって現在7:00。
運転手さんはお金いらないって言ったけどそうもいかないので両替所を探します。
駅の中なら今の時間でも両替所はやっているはず。

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とりあえず5万円を香港ドルに両替して一安心です。
赤いテレカみたいなのは香港の地下鉄の切符、
目指すはイミグレーション(出入国所)のある羅湖(ローウー)駅です。

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羅湖駅(香港側)到着、現在8:00ぐらい。待ち合わせまであと2時間切ったぐらい。
ここにあるイミグレーションで香港を出国し中国に入国する手続きを行います。
利用者が多ければ1時間以上待つと聞きましたが朝だからか特にトラブルもなく通過。

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ついに中国に入国しました!
ここは中国側の羅湖駅、国境をまたいだだけで景色も人の印象もガラッと変わります。

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中国1
ちょっと迷いましたが地下鉄・羅湖駅(中国側)到着。
また両替して(めんどくさい)、地下鉄の切符(コインみたいなの)を買います。
1度乗り換えして終着駅であり目的地でもある郊外の駅に着きました!
時間にして1時間半ぐらい?中国の電車の椅子は金属のベンチなので腰が痛いです。。



ここが世界中のあらゆる工場が集まっていると言う中国の工業都市・深センかーっ!
いきなり大きなショッピングセンターがあるし郊外と言えど思ったより都会でびっくり。

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マクドナルド発見!たぶんここがジンサンが指定した待ち合わせ場所です。
時間は間に合っていると思いますが、時計がないので分かりません。

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店内をぐるっと見て回りましたがジンサンらしき人物はおらず、とりあえず朝マックする。
ジュースのコップでかいな、、世界的には日本が小さすぎるだけなのですが。
レシートの刻印時刻を見ると9:54と書かれてあります。かなりギリギリでしたけど間に合った。

入り口を眺めながらもぐもぐ食べていると、見覚えのある男性が入ってきた。
おおおっジンサン!やっと会えました、めっちゃ心細かったですよーっ!
「ワハハハ、大丈夫でした?(ジンサン)」
んんn?でもジンサンの隣にいる若い女性はどちら様でしょうか、物凄い美人ですけど?
「ああ、妻の月です(ジンサン)」
「こんにちは(月さん)」


美人で若くて中国人嫁の月さん・・・・・実在したのか!
誇張でなくかなり美人、今すぐタレントで活動できるレベル。
しかもあっさり会えるなんて予想外すぎて言葉が出ない。


「こんにちは。月さん美人ですね、びっくりしました。」
「いや、そんなことナイデスヨ。肌黒いし!肌黒いし!」
「月さんが美人じゃなかったら美人のハードルが急上昇して世界が大混乱になりますよ。」

私も本気で月さんはいないとは思っていなかったのですが、コミックに描かれてある美人で若くて面白い月さんは誇張されて描かれてあるのだと認識していました。
それがそのコミックの設定そのままの人物が目の前にいるんですから、それは驚きますよ。

「月さんはそんな美人なのに何でタレント活動とかしないんですか?」
「月さんは有名になるのが嫌いなんだよな、月さん(月さんの二の腕を撫でながら)」

これも驚いたのですが、ジンサンは隙あらば月さんの身体を触ってイチャイチャします。
夫婦なのですから問題ないですし、むしろあるべき姿なのですが、まことに失礼な話をすると絵ヅラ的にどうしても犯罪チックになりぶっちゃけ少し引きます。

しかしマックで談笑する時間はあまりないようで、工場に連れて行ってくれる迎えの人(「中国工場の琴音ちゃん」のモデルになったという女性)がもう来たそうです。
私を入れた3人が乗り込み、ヘスティアと那珂ちゃんがある駅から車で15分ぐらいのフィギュア工場に直行しました。
工場の存在は極秘のようで撮影してませんが、twitterでよく見る神造形のフィギュアがたくさん置いてありました。
日本の美少女フィギュアよりアメコミのヒーローが多い印象。

今日は午前中しか工場が稼働しないらしく、急いで撮るつもりが無駄に凝ってしまったり突然自分のズボンがビリビリに破れたりして結局かなり時間を過ぎてしまいました。申し訳ありません。

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中華料理を食べさせてもらえるらしいですよ。ヤッター!ジンサンと月さんいい人!
しかも月さんの出身である中国東北地方の地元料理らしいです。
そういえばダイキ工業の大将にも赤羽の中華食べさせてもらって美味しかったですが、
こちらは本場中の本場、何が出るのか非常に楽しみです。

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席にはお椀と皿の食器セットが真空パックされ清潔を訴求しています。
しかもそれを使う前にお茶で洗うのがこちらの常識らしく、かなり念入りに洗っては
洗ったお茶をボウルに捨てていました。危うく普通に飲むところでした。。

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どんどん料理がきます。どれもびっくりするぐらい美味しい。
日本で中華と言うと焼きそばに炒飯に焼き餃子的なイメージですが、そんないかにも「餃子の王将」な料理はなく、よく分からない初めて見る料理を中心に埋め尽くされています。
東北は酢豚が発祥した地らしく不思議な味がする「本物の酢豚」を食べさせてもらいました。
ISのりんちゃんが作る酢豚は偽だったのかショックゥ・・・でも父親が日本人の設定だからセーフ?

あと水餃子が最高に美味しい!うまいうまいと一人でぱくぱく食べてると、ジンサンが「これなら月の作る餃子の方が美味いなー」と言いながらまた月さんを触ってる。
月さんは「そんなことないデスヨ」と謙遜されていますが「月のが美味い月のが美味い」とジンサンが主張するので、恐らく本当にそうなのでしょう。それはそれで気になる。
ていうか食べてる間もずっとイチャイチャするのやめてほしい。
そういえばコミックでは月さんの日本語は片言ですが、実物の月さんは時々詰まることがあるものの、かなり流暢に日本語を使われるのでびっくりしました。
逆にジンサンは中国語を全く喋れなく、よくジンサンが「月がいないと生きていけない」と言われるのは恐らくそのままの意味でその通りなのではないかと。

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花園にあるご自宅も拝見させて頂きました。
こちらは仕事場でここに篭っている時間が多いそうです。

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フィギュアメーカーの社長さんなのでフィギュアも多く飾られています。
アイプリ修正と台座を作り変えていて細かいです。
飾られている中には銀十字社から出るはずでお蔵入りになったあれとかこれとかありました。

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バーン!ジンサンと月さん!
こちらは仕事場ではなく住居のほう、お二人の写真を撮らせてくださいました。
いきなり向かい合ったのでチューする気かと魂消ましたが、さすがにそれはなかった。

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ここで月さんが月さんフィギュアを宣伝。
とらのあなで現在発売中なのでよろしかったら是非だそうです。
https://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0030/27/84/040030278487.html
この時もジンサンが「今日は月さん固めのブラしてるからおっぱい小さく見えちゃうねえ」と言いながら背中を触っていて、もうなんかだんだんハラたってきました(笑)

あとお部屋も全部見せてもらい撮影許可もいただいたのですが、やはり夫婦お二人の空間をバシバシ撮るのは気が引けたので遠慮させていただきました。
皆様には月さんがいる証拠となるので興味あるところだと思いますが、また次の機会ということで。

そんなこんなで「中国嫁の月さんは深センに実在した!!(水曜スペシャル風)」でした。
ヘスティアや那珂ちゃんのデコマス撮影記事はまた後ほど作成します。
月さんが「中国嫁日記と銀十字社のフィギュアをこれからもよろしくお願いシマス」だそうなので、皆さんよろしくお願いします。
月さん、ジンサン、今回は取材させて頂きありがとうございました。

中国まで行くの予想以上に大変でした